文学部生の読書日記

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猫物語(白)

西尾維新の小説『猫物語(白)』を読みました。
『化物語』から続く、〈物語〉シリーズの7冊目。
シリーズの新章突入、と銘打たれていましたね。
収録されているエピソードは、「第懇話 つばさタイガー」。
見て分かる通り羽川翼に関するエピソードです。
今夏に発売された『猫物語(黒)』に続いて、2冊連続で翼の名を冠するエピソードになりましたね。
これシリーズの刊行予定も詳らかにされていますが、その中に「つばさ」の付くエピソードが無いところから考えて、羽川メインのエピソードはこの「つばさタイガー」が最後なのかもしれませんね。
というか、「つばさタイガー」を読めばわかることですけれど。

まず、衒いのない感想から言わせてもらうと、これまでのシリーズ7冊の中で、一番面白いと思った話でした。
一番好きだとは思わないけれども、一番面白い。
まぁ面白いと感じたことに関しては、今が読んだ直後であるということもある程度は関係しているのでしょうけど。
前作『猫物語(黒)』収録の「つばさファミリー」は時系列順では過去のエピソードでしたが、今回は完全に新エピソード、時系列順で言えば『偽物語』の後のエピソードでした。
非常に面白く感じた理由としては、それも関係しているのかもしれません。
前作のエピソードは、それ以前にも少しずつではありますが、語られていたものでしたので、事件のインパクトとしては小さめでしたから。

以下、今回のエピソードに関するネタバレを含みますので、未読の方はご注意下さい。











これくらい離せばいいかな。
それでは内容の話。
新章突入と銘打たれていたのでどんな話になるのかと思えば、確かにこれは前巻までとは異なりますね。
まず、まさか語り部を変えてくるとは思ってもいませんでした。
暦が不在だった今回のエピソードに限った試みなのか、これからのシリーズ通して続けられる趣向なのかは、今の段階では分かりかねますが、私は読んで驚いたので、シリーズの転換点としての役目は十二分に果たしているのかと思います。
主人公の一人称で進む物語は、その語り部となるキャラクターによって印象がガラッと変わりますよね。
語り部の目線で進むと、どうしてもモノローグが増えますから。
我々読者はそのキャラクターと経験を共有し、そのキャラの感情で物語を理解するようになります。
乱暴な言い方をすると、価値観を押しつけられる。
それで登場人物と一緒に笑ったり、泣いたり、怒ったりするわけですね。

そこで今回のエピソードでは、羽川の感情で、目線で物語を追う形になりました。
これまでのシリーズにおいて、大勢のヒロインの中では屈指の登場回数を誇る羽川さんですが、彼女の考え方は全然理解できませんね。
いや、頭では理解できても、体感として、あるいは実感としては理解できない。
まぁこのエピソードは、その辺りに関する話だったわけですが。
羽川目線になって、ようやく少し分かった気がしなくもない。
羽川のモノローグよりも、ひたぎの指摘に負うところが大きいですが。
弱い部分を全部切り離しちゃったら、それはそれは強い人に見えますよね、ってことでした。
育ってきた家庭環境のせいってことになっちゃうんでしょうね。
性格は後天的なものだって言いますし。
弱い部分から目を逸らしたのは羽川自身の責任ですが、そんな風に育つきっかけとなったのは家庭の責任って感じな理解でいいのかな。
文章にすると、なんか甘い理解な気がしちゃいます。
考えてることをそのまま語れる語彙が欲しいです。
表現力かな。

ひたぎさんは、なんだか変わったような、変わってないような。
でもやっぱり変わったんでしょうね。
暦以外の人のために積極的に動く姿っていうのは、今まででは想像もできなかったことですから。
しかし、暦と直接まみえるシーンが早く見たいですよね。
焦らしてきますね、西尾維新。

今回のように、明らかに次作ありきで書くっていうのも、このシリーズでは初めてだったのではないでしょうか。
これまでは、同じタイミングで別々の事件が起こるっていう展開がありませんでしたよね。
過去作をネタにすることはありましたが、次作以降に明確なフラグを立ててはいなかった気がします。
確か『偽物語』において真宵が、「消えるときは云々」みたいなことを言ってましたが、あれは明確なかたちではありませんでしたよね。
そんなところからも、新章っぽい雰囲気が伝わってきたような。

まぁ内容についてはこんなところかな。
まだまだ色々あった気もしますが、とにかく面白かったです。
次は真宵ですね。
楽しみだ。


内容とは関係なく。
感想書いてて思ったんですけど、シリーズ読者の皆さんはヒロインたちをどんな風に呼称してるんでしょうか。
私の場合は、神原、羽川の2人だけは名字で呼んでますね。
あとは、ひたぎ、真宵、撫子、忍、火憐ちゃん、月火ちゃん。
ひたぎには、「さん」を付けたりもするかな。
どうしてこんな差が生まれるんでしょうね。
暦は確か妹2人と忍以外は、みんな名字で呼んでたと思いますから、わざわざそれとは異なる呼び名を選択してることになりますね。
不思議。


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comments(0)|trackback(0)|小説・ライトノベル【な行】|2010-10-28_18:11|page top

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