文学部生の読書日記

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八号

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ニンギョウがニンギョウ

西尾維新氏の小説『ニンギョウがニンギョウ』を読みました。
講談社BOXの本のように箱に入ってはいますが、分類としては講談社ノベルスなんですね。
そしてお値段が結構高いんですよ。
140ページの本が、定価1500円。
本当に西尾維新が好きな人しか買わないんじゃないでしょうかね。
まぁお値段につり合うように、装丁は格好良いです。


話のあらすじは、なんだかよく分からない感じ。

amazonの書籍情報に書かれている文章がこちら。

映画を見に行くことになったのは妹が死んでしまったからだ。
私は平素より視覚情報に関しては淡白を貫く主義なので、映画を見るのは実に五年振りのこととなり、妹が死んだのも、矢張り五年振りだった。
回数を勘定すれば、共にこれが四回目である。
映画を見るのは妹が死んだときだけと決めているのではなく、逆であり、妹が死んだからこそ、映画を見るのだ。
そうはいってもしかしこうしょっちゅう死なれては私としても敵わない。
日頃大きな口を叩いている友人達に合わせる顔がないというものだ。
私には合計で二十三人の妹があるけれど、死ぬのはいつも、十七番目の妹だった。

これは本の裏側に位置する帯に書かれている文章で、本書の冒頭に当たる部分です。
ここから色々あるわけですけど、言葉ではどうも説明しづらいので感想だけ書きます。


とりあえず分かりにくい。
分かりにくいというか、分からない。
戯言シリーズ用語辞典『ザレゴトディクショナル』の中に本書の項がありましたね。
そこには、「わかりにくさを追求した」と書かれていました。
まさにそんな感じ。
戯言シリーズと比べると、驚くほどの分かりにくさ。

まず、読んでても主人公の姿が全然想像できない。
なんで靴を三足も履いてるんだよ、とか。
頭の中で主人公の姿を作れないままに読み進めて、さらに分からなくなる。
結局最後まで想像できないままでした。
まぁ分かんない話はまた後で。

前述のように、この話には妹が登場します。
登場するというか、かなり重要なファクターのひとつになっています。
西尾維新って「妹」が好きなんでしょうかね。
物語シリーズの妹達然り、戯言シリーズの妹然り、妹が重要ポジションにいますよね。
世界シリーズも、人間シリーズもそうか。
シリーズもので妹が出てないものなんて刀語くらいじゃないでしょうか。
刀語は姉でしたね。

西尾維新が書く家族って、結構暑苦しい感じしませんか。
妹は兄が守るのが当たり前ってのはまぁ当たり前なんでしょうけど、文字にするとなんか違和感。
自分自身の感覚とは違うからなんでしょうけど。
『偽物語・下』を読んだ時も同じような事を思ったんですよね。
阿良々木さんが家族には理想を押し付けますよって語ってたところで。
まぁこれが西尾維新の妹観なんでしょうね。


帯には「想像力の奔流」って書かれてますけど、まさにそうですね。
西尾維新のイメージの中を流れてる感じ。
ふわふわしてるようで小難しい。
言い回しなんかは普段の、というか私がこれまで読んできた西尾維新の文章なんですけどね。
まぁなんにせよ分かりにくい。
捉え難い。

たまにはこういうのも良いかなぁって思います。
気分転換にしては、お値段が張りますけど。
西尾維新が好きな人で、特に読みたい本が無いなら買ってみても良いんじゃないかな。



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(2005/09/06)
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comments(0)|trackback(0)|小説・ライトノベル【な行】|2011-02-21_21:34|page top

"菜々子さん"の戯曲 小悪魔と盤上の12人

高木敦史氏のライトノベル『"菜々子さん"の戯曲 小悪魔と盤上の12人』を読みました。
シリーズの第2作目になります。
前作では中学生だった"菜々子さん"が高校生に。
早くも新章突入、らしいです。

表紙は勿論"菜々子さん"。
高校の夏服セーラーと青っぽい背景が涼しげですね。
発売時期は秋ですけど、表紙は爽快感があって夏らしい感じになってますね。
だからどうってわけでもないですけど。
このセーラー服、お腹のところのデザインが独特ですよね。
この高校の男子生徒たちは、女の子の腹チラが気になってきっと勉強どころじゃないでしょうね。
なんて羨ましい。


あらすじ。

高校に入学した宮本剛太は、とあるアクシデントによって"菜々子先輩"と出会う。
美少女大好きな彼にとって、彼女はストライクゾーンのど真ん中、一目で心を奪われ、彼女が所属する映画研究会に入ることに。
そんな中、校内で盗撮写真が出回っているという噂が流れ、映研が疑われてしまう。
宮本はその疑いを晴らす為に調査を始めることになるが――
小悪魔"菜々子さん"の言葉に突き動かされる宮本は、いかなる真相に辿り着くのか!?

という感じの内容です。
前巻は結構特殊な構成でしたが、今回はそうでもなかったです。
宮本が"菜々子さん"に翻弄されながらも、事件の真相を少しずつ追っていくという、言ってみれば普通の構成ですね。
まぁ前巻が特別だった、っていうだけのことでしょう。
今回は大筋の盗撮事件以外にもイベントが起こって、それらが最終的にはヒントになるっていう王道な話でした。

ストーリーは個人的に、そんなに大好きって感じではないかな。
前巻もそうでしたが、終盤に一気に情報が増えて理解が追い付かなくなるんですよね。
事件の真相を語った後に、"菜々子さん"の思惑が絡んでくるからだと思いますけど。
まぁそれがこの作品の特長で、大事ねところなんですけどね。
一連の事件において"菜々子さん"がどういう立ち位置にいたのか、何を考えていたのかっていうのが作品のメインでしょうか。
2巻まで読めば、次回からは理解が早そうです。
"菜々子さん"のスタンスさえきちんと理解できれば、行動の理由を推測するのもそれほど困難ではないのかなと思います。


女の子の話。
というか、"菜々子さん"についての話。
オビには「天使の笑顔に小悪魔な性格、"菜々子さん"の暗躍は止まらない!」と書いてあります。
"菜々子さん"のような人のことを、世間では「小悪魔」と呼ぶんでしょうか。
私には「悪魔」にしか見えませんでしたけど。
表紙では"菜々子さん"がチェスの駒を持ってますが、チェスの駒がこんなに似合うのは"菜々子さん"か「コードギアス」のルルーシュか、ってレベルですよ。
自分の目的を果たすために、他人を駒のように使う。
そして、駒に対してはそのことを悟らせない。
しかも普段は普通の、可愛い女の子ですし。
恐ろしい人です、可愛いけどね。
私はこういう人大好きです。
いいように弄ばれたいね。


とまぁ感想はそんな感じです。
"菜々子さん"可愛い。
"菜々子さん"恐ろしい。
次にも期待してます。


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comments(0)|trackback(0)|小説・ライトノベル【な行】|2010-11-07_18:42|page top

猫物語(白)

西尾維新の小説『猫物語(白)』を読みました。
『化物語』から続く、〈物語〉シリーズの7冊目。
シリーズの新章突入、と銘打たれていましたね。
収録されているエピソードは、「第懇話 つばさタイガー」。
見て分かる通り羽川翼に関するエピソードです。
今夏に発売された『猫物語(黒)』に続いて、2冊連続で翼の名を冠するエピソードになりましたね。
これシリーズの刊行予定も詳らかにされていますが、その中に「つばさ」の付くエピソードが無いところから考えて、羽川メインのエピソードはこの「つばさタイガー」が最後なのかもしれませんね。
というか、「つばさタイガー」を読めばわかることですけれど。

まず、衒いのない感想から言わせてもらうと、これまでのシリーズ7冊の中で、一番面白いと思った話でした。
一番好きだとは思わないけれども、一番面白い。
まぁ面白いと感じたことに関しては、今が読んだ直後であるということもある程度は関係しているのでしょうけど。
前作『猫物語(黒)』収録の「つばさファミリー」は時系列順では過去のエピソードでしたが、今回は完全に新エピソード、時系列順で言えば『偽物語』の後のエピソードでした。
非常に面白く感じた理由としては、それも関係しているのかもしれません。
前作のエピソードは、それ以前にも少しずつではありますが、語られていたものでしたので、事件のインパクトとしては小さめでしたから。

以下、今回のエピソードに関するネタバレを含みますので、未読の方はご注意下さい。











これくらい離せばいいかな。
それでは内容の話。
新章突入と銘打たれていたのでどんな話になるのかと思えば、確かにこれは前巻までとは異なりますね。
まず、まさか語り部を変えてくるとは思ってもいませんでした。
暦が不在だった今回のエピソードに限った試みなのか、これからのシリーズ通して続けられる趣向なのかは、今の段階では分かりかねますが、私は読んで驚いたので、シリーズの転換点としての役目は十二分に果たしているのかと思います。
主人公の一人称で進む物語は、その語り部となるキャラクターによって印象がガラッと変わりますよね。
語り部の目線で進むと、どうしてもモノローグが増えますから。
我々読者はそのキャラクターと経験を共有し、そのキャラの感情で物語を理解するようになります。
乱暴な言い方をすると、価値観を押しつけられる。
それで登場人物と一緒に笑ったり、泣いたり、怒ったりするわけですね。

そこで今回のエピソードでは、羽川の感情で、目線で物語を追う形になりました。
これまでのシリーズにおいて、大勢のヒロインの中では屈指の登場回数を誇る羽川さんですが、彼女の考え方は全然理解できませんね。
いや、頭では理解できても、体感として、あるいは実感としては理解できない。
まぁこのエピソードは、その辺りに関する話だったわけですが。
羽川目線になって、ようやく少し分かった気がしなくもない。
羽川のモノローグよりも、ひたぎの指摘に負うところが大きいですが。
弱い部分を全部切り離しちゃったら、それはそれは強い人に見えますよね、ってことでした。
育ってきた家庭環境のせいってことになっちゃうんでしょうね。
性格は後天的なものだって言いますし。
弱い部分から目を逸らしたのは羽川自身の責任ですが、そんな風に育つきっかけとなったのは家庭の責任って感じな理解でいいのかな。
文章にすると、なんか甘い理解な気がしちゃいます。
考えてることをそのまま語れる語彙が欲しいです。
表現力かな。

ひたぎさんは、なんだか変わったような、変わってないような。
でもやっぱり変わったんでしょうね。
暦以外の人のために積極的に動く姿っていうのは、今まででは想像もできなかったことですから。
しかし、暦と直接まみえるシーンが早く見たいですよね。
焦らしてきますね、西尾維新。

今回のように、明らかに次作ありきで書くっていうのも、このシリーズでは初めてだったのではないでしょうか。
これまでは、同じタイミングで別々の事件が起こるっていう展開がありませんでしたよね。
過去作をネタにすることはありましたが、次作以降に明確なフラグを立ててはいなかった気がします。
確か『偽物語』において真宵が、「消えるときは云々」みたいなことを言ってましたが、あれは明確なかたちではありませんでしたよね。
そんなところからも、新章っぽい雰囲気が伝わってきたような。

まぁ内容についてはこんなところかな。
まだまだ色々あった気もしますが、とにかく面白かったです。
次は真宵ですね。
楽しみだ。


内容とは関係なく。
感想書いてて思ったんですけど、シリーズ読者の皆さんはヒロインたちをどんな風に呼称してるんでしょうか。
私の場合は、神原、羽川の2人だけは名字で呼んでますね。
あとは、ひたぎ、真宵、撫子、忍、火憐ちゃん、月火ちゃん。
ひたぎには、「さん」を付けたりもするかな。
どうしてこんな差が生まれるんでしょうね。
暦は確か妹2人と忍以外は、みんな名字で呼んでたと思いますから、わざわざそれとは異なる呼び名を選択してることになりますね。
不思議。


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comments(0)|trackback(0)|小説・ライトノベル【な行】|2010-10-28_18:11|page top

猫物語(黒)

西尾維新著『猫物語(黒)』を読みました。
『化物語 上・下』『傷物語』『偽物語 上・下』と続く、〈物語〉シリーズ6冊目。
時系列では、傷→猫→化→偽の順。
傷物語の後日談にして、化物語の前日譚。
今までのシリーズでもさりげなく露骨に匂わされていた、ゴールデンウィーク期間のエピソードです。
題して【つばさファミリー】。
完全無欠の委員長、羽川翼が猫に魅せられた話。
「戯言シリーズ」を読んだ経験から、過去の事件は匂わせておくだけで放置、となるのかと思っていましたが、今回はしっかり語っています。
ここが戯言とのコンセプトの違い、というやつでしょうか。
数少ない登場人物を深く語るために過去話は必須ということで。

あらすじは語るまでもなく当然の如く、予告されていた通りの羽川翼の話。
『化物語』のエピソード前なので、本作に登場するのは阿良々木暦、羽川翼、忍野メメ、阿良々木火憐、阿良々木月火、キスショット・アセロラオリオン・ハートアンダーブレードだったもの、で計6名。
『化物語』が未読ならば、まずそちらを読むべきであると思います。

とりあえず感想をば。3分の1を占めた月火・火憐との軽妙な会話劇はさすが西尾維新な感じ。
にしても暦のはっちゃけっぷりが尋常じゃないです。
はっちゃけっぷりというか変態っぷりというか。
当然のように妹のおっぱいを揉む暦が輝いてました。
化物語のアニメネタとかも使っちゃってたり。
本題の羽川のエピソードですが、結末だけ見れば思ってたのと違う感じでした。
猫に「魅せられた」って言葉には初見の時から少しひっかかってたので、その言い回しには納得。
暦はここぞって時には熱い男ですね。
ガハラさんはそんなところに惚れたんでしょうか。
他にも忍(この時点ではまだ忍じゃないけど)が可愛くてやばいとか、忍野メメが懐かしいとか色々ありますが、あんまりにも長くなっちゃうからこれくらいで。
それでも要点を3つ挙げるならば、
・羽川翼の家庭環境は想像以上
・月火ちゃんかわいいよ月火ちゃん
・メタなネタが多い(主に前半に)
って感じ。
3つ目は面白さでもあるし批判でもあるかな。

ということで感想は以上。

今年の10月には『猫物語(白)』が発売される予定になっています。それに続き、2011年12月までに〈物語〉シリーズ5冊が出版の予定。
このペースを見ると、本作の発売が7月になったのもアニメ最終巻と合わせたかったからなんでしょうね。
5冊はそれぞれ真宵、駿河、撫子、忍、ひたぎのエピソードのようです。
楽しみです、特に真宵が。

また、『傷物語』のアニメ製作決定のチラシも封入されていました。
西尾維新の勢いは止まりませんね。
ファンとしては嬉しい限りです。

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