文学部生の読書日記

読んだ漫画・小説を紹介したりします。

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八号

Author:八号
漫画も小説もみんな好きです。

女の子が可愛いかどうか、
ってのがマンガ・ラノベでは一番大事。

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ささみさん@がんばらない 4

日日日氏のライトノベル「ささみさん@がんばらない」の第4巻を読みました。
発売されたのは2010年の12月。
購入はしてましたが、ずっと積んでいたのをようやく読みました。

4巻の表紙はたま。
これまでは鎖々美、かがみ、つるぎが表紙を飾ってましたし、まぁ順当なところですね。
他にメインの女性キャラもいませんし。
まさか、鎖々美のお母さんが表紙に来るとも思えませんし。
避暑地にバカンスに来たような格好です。
たまはもう、可愛いというよりも美人って感じですね。
完成されてる。
これがランドセル背負って、あの言動なのかと思うと、ちょっといたたまれないですね。
最早犯罪と言っても良いようなレベル。
恐ろしい。

話は今巻から高校二年生編へ。
鎖々美のお母さんとのゴタゴタも一段落し、物語も新たな局面へと入りました。

内容紹介。

二年生に進級したものの、相変わらず友達の作り方がわからないささみさん。
クラスメイトのかがみに甘える日々……でも、最近気になるのは学級委員の情雨ちゃん。
だって、可愛いし、人気者だし、あんなモノを見ちゃったし……。
彼女とお友達になれるかな?
そんな中、クラスをあげての二泊三日の懇親旅行が始まって!?
ささみさんにワナを仕掛けるべく暗躍する情雨、相変わらず危険なセクハラ連発のつるぎ、どうも様子がおかしいかがみを乗せて、バスは『異界』に突入する!

こんなでした。
今回のキーパーソンは、鎖々美のクラスの学級委員、蝦怒川情雨。
ツンデレさんでした。
そして、結構いい体でいらっしゃる。
まぁつまり胸がでかいってことです。
良いキャラですね。
素晴らしい。
是非とも私を奴隷にしてほしいです。

まぁ今回も、一番可愛かったのはかがみですけどね。
水着姿も、浴衣姿も。
なんででしょうね。
黒髪に惹かれてるんでしょうか。
今回は、かがみの新しい一面も見られた気がします。
かがみちゃんマジ天使。


ストーリーは、急にスケールが大きくなったような感じがします。
起承転結で言うと、「転」の部分かな。
特に、今回のラストでは思いがけない展開になりました。
世界神々大戦でも始まるんでしょうかね。
可愛い女の子が出てくるのなら文句ありませんけど。


そんな感じで次巻に期待ですね。
5巻の発売は4月の予定。
次の表紙は情雨ちゃんかな。
あるいは新キャラか。


ささみさん@がんばらない 3

ささみさん@がんばらない 4 (ガガガ文庫)ささみさん@がんばらない 4 (ガガガ文庫)
(2010/12/17)
日日日

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comments(0)|trackback(0)|小説・ライトノベル【さ行】|2011-03-25_09:58|page top

死なない生徒殺人事件 ~識別組子とさまよえる不死~

メディアワークス文庫から刊行された『死なない生徒殺人事件 ~識別組子とさまよえる不死~』を読みました。
著者は野崎まど。
本読んだイメージで勝手に女性だと思い込んでたんですが、男性でしたか。
まぁWikipedia知識なので、本当かどうかは知りませんが。
今のところは、メディアワークス文庫から出ている3冊以外には作品を発表していないみたいです。
私は『舞面真面とお面の女』を読んだことがありました。
そちらの方は感想を書いてはいませんが。
西尾維新好きなのかなぁとか思ったりしました、キャラの名前的にね。


本書の話。

「永遠の命を持った生徒がいるらしいんですよ」
生物教師・伊藤が着任した女子校「私立藤凰学院」にはそんな噂があった。
話半分に聞いていた伊藤だったが、後日学校にて、ある女生徒から声をかけられる。
自分がその「死なない生徒」だと言ってはばからない彼女だったが、程なく彼女は何者かの手によって殺害されてしまう―。
果たして「不死」の意味とは?
そして犯人の目的は!?

っていうストーリーです。
タイトルそのまんまですね。
自分を不死だと語る識別組子という女生徒が、そう語った翌日に殺されてしまいます。
そんな話。

タイトルは「殺人事件」ですけど、この小説においては事件そのものよりも「不死」についての話がメインな気がします。
識別組子が語る永遠の命のメカニズム。
「不死」っていうものが描かれた作品はこれまでにも多くあると思いますが、この作品もそのひとつになるんでしょうね。
それらの作品において語られてきた「不死」と、この作品の「不死」が一線を画しているってことはないでしょう。
結局どういう風に読者に納得させるのかが問題ですからね。
手を変え品を変え、次々と作品が生まれる中で、この作品の「不死」がどういう評価を得るのか。
そもそも「不死」の定義すら曖昧な中では、そんな問いも無意味ですけど。
一人の不死の人間を造るために、こういうやり方もあるんだなぁとは思いました。
私はこの作品の考え方は好きですけど、人によっては受け付けなかったりするんでしょうね。
そういう人の考えも理解できます。

「不死」は昔から権力者の夢ですよね。
権力・財力がある人間にとって、一番恐ろしいのは老化でしょうから。
そんな人たちにとっては、この作品での「不死」では納得できないんだろうなぁって思ったり。
決して死なない方法じゃないんだよね。
決して死なない人間を造り出して、実際に死なせない方法でした。
まぁラストで言われてた通り、穴はあるにはありますけど。


個人的には結構好きな作品でした。
前述の著者の前作は、あまり好きではなかったんですけどね。
途中までは面白かったけど、終盤が急に面白くなくなった感じ。
今度はそんなこともなく、良かったです。

メディアワークス文庫の作品はちょいちょい読んでますけど、どれもまぁまぁ面白いかなぁ。
あくまで私が読んだものに限る、って条件付きですけど。
まぁまぁなの7割、微妙なの3割くらい。
それだと微妙か。
すごく好きな作品もたまにあるので、これからも気にしていきたいとは思ってます。


死なない生徒殺人事件―識別組子とさまよえる不死 (メディアワークス文庫)死なない生徒殺人事件―識別組子とさまよえる不死 (メディアワークス文庫)
(2010/10/23)
野崎 まど

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comments(0)|trackback(1)|小説・ライトノベル【さ行】|2010-10-31_11:02|page top

スノウピー2 スノウピー、憤慨する

山田有さんのライトノベル「スノウピー2 スノウピー、憤慨する」を読みました。
第2巻ですね。
買おうか否かずっと迷ってたんですけど、結局買っちゃいました。
買おうか迷う作品は、最終的には買っちゃうことが多いですね。

迷った理由は、前巻の印象があんまり良くなかったから。
地の文が主人公の目線、というかモノローグなんですよね。
ラノベって結構そういうのが多くて、だからそれ自体は特に何でもないんです。
ただこの作品の主人公の性格のせいで、ちょっときついんですよね。
見てられないというか。

じゃあなんで買ったのかというと、ヒロインが可愛いからです。
スノウピーも可愛いし、可香谷さんも可愛い。
今回の表紙は、その2人です。
この表紙の可香谷さんがものすごく可愛いです。
角度がいいんでしょうか。
とにかく美人さんです。
このイラストだけずっと見てても飽きないレベル。

今回は新キャラが2人。
テンションの高い転校生と幼女です。
幼女可愛いよ幼女。
話し方がいかにも狙いすぎな幼女ですが、それが良いんですよね。
転校生のほうは、まぁいいや。
いや、可愛いんだけどね。

スガモさんは今回も出てきてます。
この人の考えてることが全然分かんないんですよね。
スガモさんもヒロインなんでしょうか。
2巻では正直スガモさんが一番可愛かったんですけど。
次いで幼女。

ストーリーの話を全くしていませんでしたね。
まぁでもそんなものはいいんですよ。
スノウピーが憤慨する話です。
そんな感じ。
女の子が可愛ければそれでいいんですよ。


なんか適当な感想ですね。
とりあえず女の子が可愛い。
それに尽きます。
次が出てもきっと買うんでしょね。
女の子が可愛いから。


スノウピー1 スノウピー、見つめる

スノウピー2  スノウピー、憤慨する (富士見ファンタジア文庫)スノウピー2 スノウピー、憤慨する (富士見ファンタジア文庫)
(2010/09/18)
山田 有

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comments(0)|trackback(0)|小説・ライトノベル【さ行】|2010-10-17_00:43|page top

ストライクウィッチーズ2 ①伝説の魔女たち

現在テレビアニメが放送中のストライクウィッチーズ2のノベライズ作品、『ストライクウィッチーズ2 ①伝説の魔女たち』を読みました。
著者は南房秀久氏。
私は未読ですが、アニメ1期のノベライズも担当されていました。
カバーと巻頭のカラーイラストは島田フミカネ氏、本文中の挿絵イラストは京極しん氏が担当しています。
今回の表紙はエイラ・イルマタル・ユーティライネン中尉。
島田フミカネ氏の描くエイラは格好良いですね。
アニメ版の絵と比べて、表情がキリッとしてます。
中身はヘタレですけど。

今回作中で描かれるのは、アニメ2期の1~6話までの話です。
アニメのストーリーを追いつつ、アニメでは描かれなかった幕間の様子が少し入っています。
とはいっても、アニメの台詞を全て網羅しているわけではないので、アニメを観た人向けの補完作品といった印象を受けました。
小説だけ読んでもストーリーを把握しきれないんじゃないかと思います。
あと、あんまり文章は上手ではないと感じました。
稚拙というか。
ラノベらしいといえばそれまでなのかもしれませんが、ちょっとそこは気になる点でした。
みっちゃんは地の文でも「みっちゃん」でしたし。
あと、大事なところでの誤植っぽいものがひとつ。
キャラクターを間違えちゃだめですよね。

アニメが好きな人はある程度楽しめるのかなぁと思います。
誰かお気に入りのキャラがいるならなおのこと。
好きなキャラの知らなかったエピソードを知るのって楽しいですよね。
私はシャーリーが好きです。

第2巻の発売は10月頭の予定です。
表紙はサーニャ。
1期のノベライズの表紙は宮藤→坂本少佐→リーネ→ミーナでした。
2期はどうなるんでしょうね。
エイラ→サーニャの後、シャーリー・ルッキーニなのか、バルクホルン・ハルトマンなのか。
たぶんその2択だと思います。
個人的には前者だと嬉しいですが、ハルトマンも好きなので正直どっちでもいいかな。


ストライクウィッチーズ2  (1)伝説の魔女達 (角川スニーカー文庫)ストライクウィッチーズ2 (1)伝説の魔女達 (角川スニーカー文庫)
(2010/08/31)
南房 秀久

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comments(0)|trackback(0)|小説・ライトノベル【さ行】|2010-09-01_12:41|page top

ささみさん@がんばらない 3

日日日氏のライトノベル『ささみさん@がんばらない』の第3巻です。
今回の表紙はつるぎ。
着物を着て、雪遊びで冷たくなった指を息であっためてるんですね。
なんというか、可愛すぎる。
あんまりに可愛いのでamazonへのリンク画像を最大にしてみます。
うん、可愛い。

今回は、天岩戸を作り出してその中に引きこもったささみさんを、邪神三姉妹と神臣が引きずり出しに行くお話。
もちろんいつもどおりに視点はささみさんです。
前回『根の国』に引きずり込まれたつるぎでしたが、ちゃっかり帰還してます。
少々バグっておられるようですが。
その事件後は、まだまだ終わってなかったささみさんのお母さんとのお話。
ささみさんが格好良かったです。
ただ漫然とやる気がないだけの女の子じゃなかったんですね。
今回もこれまで同様に三部構成ですが、第三部は少しだけ異質。
たまの同級生目線の、たまのお話です。
能天気で何にも考えてなさそうなたまですが、彼女は彼女なりの悩みがあるんですね。

今回目立ってたのはつるぎでしょうか。
たまにはメインの話は特別編でしたので、本筋ではやはりつるぎが目立ってた気がします。
バグってても普段通りでも、つるぎの根源はエロですからね。
どうしても目立っちゃいます。
前回はかがみが目立ってましたが、彼女はそれほどしゃべる子じゃないですもんね。
メインに近い立ち位置の話以外ではあんまり目立てない印象があります。
三姉妹の中ではわりと常識人ですし。

日本神話をモチーフにしているこのシリーズですが、登場する言葉がちょっとマニアックになってきたのかなぁと思います。
私はもともと神話の知識があるわけではないので、そのように感じるだけなのかもしれませんが。
アマテラスとかヤマタノオロチとか、そのあたりならなんとか分るんですが。
まぁそんな知識しかなくても楽しく読めるのでいいんですけどね。
神々のエピソードとか少し調べてみたいなぁと思ったりもしました。

今回はあからさまに悪者っぽい集団や人物が出てきたので、続きも気になるところです。
個人的には、今読んでるラノベの中でかなりお気に入りの部類なんで。
4巻の表紙はたまになるんですかね。
このシリーズの表紙の色使いがすごく好きなので、次にも期待。
それにしても日日日氏はよく働くね。
すげぇ。


ささみさん@がんばらない 2
ささみさん@がんばらない


ささみさん@がんばらない 3 (ガガガ文庫)ささみさん@がんばらない 3 (ガガガ文庫)
(2010/08/18)
日日日

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さくら荘のペットな彼女 3

鴨志田一氏のライトノベル『さくら荘のペットな彼女』第3巻です。
表紙はこれまでどおり夏制服のましろ。
既刊3つ並べて見てみると、個人的には1巻のましろが一番可愛い気がします。
次いで3巻のましろ。
まぁどれもかわいいんですけどね。

今回のお話は2学期初日からスタート。
さくら荘に突然金髪美少女が現われる。
彼女の正体はイギリス時代のましろのルームメイトのリタで、ましろを連れ戻すためにやってきたという。
帰る気はないと突っぱねるましろだが、リタも引き下がらず、その日はましろ荘に泊まることに。
しかも空太の部屋に。
そんな騒動の中、美咲先輩が文化祭に向けて寮のメンバーで作品作りをしたいと言い出して!?

っていうお話です。
リタは金髪美少女な上にナイスなおっぱいをお持ちでした。
ちょっと強引な感じとか、いかにも二次元の外国人少女風の造形ですね。
まぁ私は断然ましろ派ですけど。
いや、七海も好きですけど。

ましろの芸術的才能はやっぱりものすごいみたいです。
こればっかりは言葉だけではピンとこないところではありますが。
出すぎた才能は周囲に及ぼす影響も大変なものなんだねって話でした。

今巻では、これまで部屋から出た姿を描写されたことのなかった赤坂龍之介が登場。
華麗にイラスト化。
重度の引きこもりで高圧的な喋り方であるっていう要素から想像してたのとは随分かけ離れた姿でした。
このままずっと出てこないのかと思ってましたけど、意外とあっさり登場しちゃいましたね。
まぁどっちでもいいですけどね、男だし。

今回もましろはかわいかったです。
ラストでは空太への感情にもちょっと変化が現れた感じ。
これからどんなふうに展開していくのか楽しみですね。
そこで七海がどう動くのかも気になるところです。

あとあんまり関係ないけど、本シリーズのイラスト担当溝口ケージ氏のサークルNytPeの夏コミ新刊買いました。
『僕は友達が少ない』の同人誌『僕はどう見てもリア充。』。
肉が可愛すぎる。



さくら荘のペットな彼女 2
さくら荘のペットな彼女

さくら荘のペットな彼女〈3〉 (電撃文庫)さくら荘のペットな彼女〈3〉 (電撃文庫)
(2010/08/10)
鴨志田 一

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さかさま世界史 英雄伝

故寺山修司の著した『さかさま世界史 英雄伝』。
角川文庫より刊行されています。
初版の発行は昭和49年1月。
私が生まれるより15年ほど前ですね。
角川文庫の寺山修司作品のカバーデザインが結構好きです。
なんともレトロな感じ。

本書は、歴史上の有名人を寺山目線で語ったものです。
テーマにになるのはコロンブス、エジソン、聖徳太子、キリストなど23名。
それぞれの人物像を、彼ならではのひねくれた目線で表現しています。
歴史記述の行間を独自の想像力で埋めることで、通説とは異なる偉人像を見せてくれています。
歴史の授業で学ぶ偉人たちの姿は、それぞれの一面しか教えてくれません。
本書で語られるのは、そんな彼らの知られざる一面。
まぁこれを鵜呑みにしちゃいけませんけどね。

暇な時間に少しずつ読めるおもしろい本だったと思います。
ひねくれた性格の人は尚更楽しめるかと。

他の寺山修司の著作は『ポケットに名言を』しか読んでないですが、こちらもちょっとずつ読める感じで良かったです。
色んなこと知ってておもしろい人です。

おもしろき こともなき世を おもしろく
って句が似合う気がする。

さかさま世界史 英雄伝 (角川文庫)さかさま世界史 英雄伝 (角川文庫)
(2005/03)
寺山 修司

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ポケットに名言を (角川文庫)ポケットに名言を (角川文庫)
(2005/01)
寺山 修司

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セイジャの式日

『プシュケの涙』、『ハイドラの告白』と続いた物語も最終章です。
3ヵ月連続刊行されたので、前巻で感じたことを多少引きずりながら読めました。
「引きずる」ってあんまり良い表現じゃないですけど、この3冊にはしっくりくるかと。

まぁとりあえず、いつものごとく裏表紙の内容紹介から引用しますと、

絵を一枚仕上げるたびに、絵にサインを入れるたびに、もうやめよう、これで最後にしようって、考える――
それでも私は、あなたのために絵を描こう。

かつて彼女と過ごした美術室に、彼は一人で戻ってきた。
そこでは、長い髪の女生徒の幽霊が出るという噂が語られていた。
これは、不器用な人たちの、不格好な恋と旅立ちの物語。

という感じです。

今までの2冊と同じく全編にわたって由良の話です、弟の由良彼方の方。
視点はやはり由良以外の人間のものですが。
作りも同じく二部構成となっていて、まず前編は『ハイドラの告白』後編でちょろっと出てた彫刻家の先生のアシスタントに行くお話です。
序盤からきな臭い感じが出てましたが、案の定きな臭い話になりました。
まぁ話の内容は置いておいて、感想を。
ここでは由良が、負の感情を糧に絵を描いていると突き付けられます。
自分の負った傷や痛みを絵に込めて、それが観る者にも伝わっているらしいです。
由良が青い絵を描き続ける理由は例の事件ですから、まぁ真相はそれに近い感じなんでしょうね。
その由良の持つ危うさがここでも露呈しています。
この指摘をした学生も同様な理由で絵を描いているみたいですし、芸術家ってやっぱりそういうものなのかなぁと思ったりはしました。
負の感情って恐ろしく強い上に、際限なく湧き上がってくるものですからね。
過去になにか傷を負った人であれば誰でも。

そして後編では由良が教育実習生として母校の高校を訪れます。
美術部の男子生徒の心中を描きつつも、大事なのはやはり由良の話。
実習生として美術部に顔を出す由良には、これまで描かれててきた危うさは無いように見えます。
視点が年下の高校生なので、今までとは少し違うかもしれませんが。
絵を描く時以外はだいたい爽やかな好青年って感じですね。
絵に対する思いもちょっと変わったみたいで、最後には前向きに絵を描こうとしてます。

どうしても逃げられないものには立ち向かう、ってことが大事みたいです。
由良も過去の云々と立ち向かい、前に進もうとしているんでしょう。
本書は予想してたよりもずっと爽やかな空気でした。
由良の成長物語って感じですか。
上手く言えないけど、とにかく爽やかでした。
上手く書けないのなら書かない方が良かったのかもしれませんが、これまで2冊のことは書いてたので一応。
感じたことを言葉にするのって難しいです。

個人的には「A」の話もちょっと気になるんですよね。
察しろってことなんでしょうけど。
まぁちょっとドロドロしそうな感じなんで、この爽やかさには合いませんかね。


プシュケの涙
ハイドラの告白


セイジャの式日 (メディアワークス文庫)セイジャの式日 (メディアワークス文庫)
(2010/04/24)
柴村 仁

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